改札が怖い

改札が怖い。正確に言うと、改札を抜けるのが、怖い。

開きかけたフラップドアが目の前で閉まり、ガン!とぶつかってしまうんじゃないかという恐怖に怯える。

皆なぜあんないつ開くのか閉まるのかも分からない恐ろしいものに、平気で真正面から突っ込んでいけるのだろう。わたしは毎回もれなく背筋をぎゅっとつかまれたような寒気がする。

目の前でピャーン!とか言ってギャン!と閉まったことはおそらく人生で数えるくらいしかないはずなのに、それでも毎回突然閉まるような恐怖に慄いて、通り抜ける間はたぶん息が止まっている。

なぜ、開いたまま通れると信じられないのだろう。改札のことを考えるだけで今この瞬間も肩が上がるし、背骨のあたりがギリギリと寒くなってくる。

私には他にも怖いものが色々あるが、人間だとか自然災害だとかと同等レベルくらいに改札の脅威は常に襲ってくる。

ちなみに自動ドアとかエスカレーターは大丈夫です。得意ではないけれど。

もしこんな思いをしないで改札を抜ける裏技を知っている人がいたら、どうぞ是非私に教えてください。

改札が怖い。

改札がいつも怖い。

Next
Next

頭蓋骨の欠片の話